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Ink Designerは、WILLテクノロジーのレンダリング機能を実証するウェブアプリです。 ラスターまたはベクターレンダリングを設定し、テストすることができます。

Ink Designerは、Edgeの全バージョンで完全にはサポートされていないWebGLを使用することに注意してください。

このウェブアプリ_(図1を参照)_は、シンプルなインクキャンバスとあらかじめ定義された3つの背景画像で構成されています。 消しゴムとインクツールという、2つのツールを使用できます。

Ink Designerは現在の設定を使用しますが、設定は右上の設定メニューから変更できます。

パイプライン設定メニューを開くと、複数のパラメータを変更できます。 すべてのパラメータの説明は、下の表に記載しています。

パラメータ

概要

図1:ラスターモードのInk Designerユーザーインターフェース

ラスター設定

ブラシ

パラメータタイプ説明
shape画像 (PNG)shape パラメータはパーティクルの形状を指定します。画像を取得し、そこで不透明ピクセルによってパーティクルの形状を定義します。また、このパラメータに一連の画像を渡すこともできます。この場合、メソッドはこれらをミップマップとして解釈します。
fill画像 (PNG)fill パラメータは形状の塗りつぶしパターンを指定します。画像を取得し、そこからパターンをサンプリングします。また、このパラメータに一連の画像を渡すこともできます。この場合、メソッドはこれらをミップマップとして解釈します。
rotationenumrotation パラメータはパーティクルの回転を指定し、3つの値を受け取ることができます。none は形状を回転しないことを示します。 random はレンダリング前に形状をランダムに回転することを示します。trajectory はパスの軌道に一致するよう形状を回転することを示します。
max blendboolean最大限のブレンド効果を実現します。
scatteringfloatscattering パラメータは、パーティクルが配置されるパスの軌道に対して直角となる方向に最大オフセットを指定します。パーティクルの実際の位置は、このパラメータが定義する区間内でランダムに決定されます。
spacingfloatspacing パラメータは、パスの軌道に沿った異なるパーティクル間の距離を指定します。

速度

パラメータタイプ説明
min velocityinteger速度がこの値を下回ると、この値に固定されます。
max velocityinteger速度がこの値を上回ると、この値に固定されます。
min widthinteger幅の最小値
max widthinteger幅の最大値
start widthboolean開始値を使用します。
end widthboolean終了値を使用します。
start width sizeinteger幅の開始値です。p1が空値の場合(ストロークの開始時)は、関数の結果として初期値を返します。
end width sizeinteger幅の終了値です。p3が空値の場合(ストロークの終了時)は、関数の結果として最終値を返します。
min alphafloat
max alphafloat
start alpha sizefloat
end alpha sizefloat

パイプライン

パラメータタイプ説明
interpolateboolean
split countinteger離散化の反復回数を決定します。
moving average sizeinteger移動平均ウィンドウサイズのデフォルト値は15ですが、これは60Hzでの手書きデータ(xy位置の連続)に合わせています。入力がたとえば120Hzの場合は、 movingAverageWindowSize を30に設定します。
epsilonfloat単純化のレベルを決定するしきい値です。値が大きくなると、ポリゴンのセグメントが少なくなります。

ベクター設定

概要

図2:ベクターモードのInk Designerユーザーインターフェース

形状

パラメータタイプ説明
shape modeenum事前に定義された各種ポリゴンを切り替えます。
shape polygonpoints[]閉じたポリゴンを記述する点のリストです。
spacinginteger連続する2つのサンプル間の間隔を指定します。

Velocity

パラメータタイプ説明
min velocityinteger速度がこの値を下回ると、この値に固定されます。
max velocityinteger速度がこの値を上回ると、この値に固定されます。
min widthinteger幅の最小値
max widthinteger幅の最大値
start widthboolean開始値を使用します。
end widthboolean終了値を使用します。
start width sizeinteger幅の開始値です。p1が空値の場合(ストロークの開始時)は、関数の結果として初期値を返します。
end width sizeinteger幅の終了値です。p3が空値の場合(ストロークの終了時)は、関数の結果として最終値を返します。
alphafloat

Pipeline

パラメータタイプ説明
interpolateboolean
split countinteger離散化の反復回数を決定します。
moving average sizeinteger移動平均ウィンドウサイズのデフォルト値は15ですが、これは60Hzでの手書きデータ(xy位置の連続)に合わせています。たとえば、入力が120Hzの場合はmovingAverageWindowSizeを30に設定します。
epsilonfloat単純化のレベルを決定するしきい値です。値が大きくなると、ポリゴンのセグメントが少なくなります。